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最近の出来事


by keijinkai-top

先達

先日、A先生のご実家に伺って見学させて頂きました。
午前中のみの短時間でしたが、とても勉強になりました。
簡単にお伝えしましょう。

1. ユニット周りの整備
スタッフとドクターの動線を考慮し、必要な物を配置。
無駄な動きを少く、効率的に治療を行える様になっている。
頻繁に使用する機材や必要な物は購入する方が、少人数で回せる。

2.スタッフ教育
物の受け渡し、避けてもらっただけでも「ありがとう」と言える。
「アタリマエ」では無く、言葉に表す事で気持ちもより伝わる。
言った方も言われた方も「キモチイイ」のでは無いでしょうか?
常に笑顔で挨拶。
言葉に温かみがある(上っ面ダケでなく、気持ちがこもっている)
電話越しでも笑顔 (^∇^) が伝わる話し方!!

3.臨機応変
常にドクターの動き・治療内容を把握している。
ドクターが使うバーが付いている(治療の効率化)。
手を出したダケで、器材を受け渡し出来る。
指示される前に手元を見て動き、常に先先へと意識を走らせる。
イレギュラーな処置にも、イチイチ聞かずに対応出来る。
同じ患者様・同じ治療でも常に疑問を持ち、「前回より良く」を求める。

間違っても、
要求された器材に対し「私はコッチの方が良いと思います」などと
バカな事を言って2度手間を掛けたり、
現状で欠けている歯の治療に際し、「前のドクターは着色だって言っていました」
などと、トンチンカンでKYな発言はしません!
そんなスタッフは治療の妨げ、ファミリーの和を乱す存在以外の何者でも無い!

4.コミュニケーション
患者様とのたわいも無い会話から、バックグラウンドを見出す。
それにより、信頼関係を確立し適切な治療方法を導き出す。
スタッフとの距離も絶妙。
馴れ馴れしい感じでもなく、程良い緊張感を保ちつつも和気あいあい。

5.清潔さ
「古い=汚い」では無い。
隅々まで行き届いた清掃は、医療の基本中の基本。
院内のみならず、玄関やトイレも清潔であるのは当然では??
電気が切れていたり、ポスターが剥がれていたりでは・・・。

汚れた、だらしの無い医院で、最新医療を勧めても誰も興味を示しません。

6.感謝の気持ち
スタッフに対する、慈しみと感謝の気持ちが言葉の端々に感じられる。

7.基本に忠実で早い
最新・最先端とは言えないかも知れませんが、正確で丁寧。しかも早い。
新しい事ばかりに目を向けてしまいがちですが、手元足元をしっかりと固めずして
次のステップに進むべきではありませんね。
いずれの技術も疎かになってしまいます。


以上、短時間ではありましたが気付かせて頂いた所です。
本当はもっともっと吸収できる事があったのでしょうが、浅学非才の私にはこれで
精一杯・・・ ( ̄◇ ̄;)

「医療人として」と言うよりも「社会人として」基本的な所が疎かになっている
自分に愕然とし、恥ずかしく思いました。

皆さんは如何ですか??

また是非、ご教示下さい m(_ _)m
A先生にも、この様な機会を与えて頂き感謝致します。(`_´)ゞ
by keijinkai-top | 2011-11-26 08:03