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最近の出来事


by keijinkai-top

譲る・譲られる

「席を譲る」
混雑している電車内において、それはとても勇気のいる行為。
譲られる側も、その行為に敬意を表し素直に着座すべきでしょう。

先日、車内での事。
向かいに座っていた7歳くらいの女の子が母親とヒソヒソ話をしていました。
暫くモジモジしていましたが意を決したのか立ち上がり、私の隣に立っていたご老人に「どうぞ」と恥ずかしそうにヒトコト。
見ていてとても微笑ましい光景でした。
殺伐としたニュースばかり些か食傷気味でしたので、この光景は心に染み入りました・・・(*´∀`)
しかし、その後がいけません・・・。
ご老人は「お嬢ちゃん、ありがとう。でも、もう少しだし健康にも良いから大丈夫だよ。」と丁寧な口調ではありましたが断ってしまったのです・・・。
女の子は明らかな落胆の表情を浮かべながら座ると、真っ赤な顔で下を向いたまま黙り込んでしまいました
(´д`|||)。
確かにご老人はお歳は召してはいるものの、矍鑠として元気そうではありました。
確かに「もう少し」なので「大丈夫」なのかも知れません。
確かにいつも「健康」の為に立っているのでしょう。
しかし、この場は女の子の気持ちを考えるとどう対応すべきだったのか・・・??

聞いた話ですが・・・妊婦さんと思しき(かなり)ふくよかな女性に席を譲ろうとした所、無視されたとか・・・(>_<)

私自身も、「どうぞどうぞ」を繰り返し「じゃあ~」と座ろうとした時に、互いのお尻でごっつんこ・・・
まるで漫才?の様な経験があります(^_^;)

場の空気を読み、柔軟な対応を期待するのはエゴなのでしょうか・・・。
我が身に置き換えて。
日常生活のみならず、患者様に対しても同じ事が言えるのではないかと思う今日この頃です。
by keijinkai-top | 2013-10-23 06:50