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最近の出来事


by keijinkai-top

「やっている」と「やれている(出来ている)」

「ちゃんとやっています!」
ある人に、自身の仕事内容を問うた時の答え・・・。
本人が気付いていないのだから、当然良くはなりません。
「やっている」と「できている」は全く違います。
「確かに漫然とやってはいるでしょう。けれど、しっかり出来ているのか?」
もう一度、考えてみませんか?

その人には次の様にも質問しました。
澁「どのくらいで一人前になるつもり?」
即答で、
 「今すぐにでも、なりたいです!!」
澁「・・・。じゃあ、今すぐになれるようにはどんな努力をしてるの?」
 「・・・・。・・・・。」

言うは易く、行うは難し

「才能」・・・歯科に関しては、それは個々でそんなに「開きは無い」と感じています。
では、どうしてこんなにも開きが出て来るのでしょうか?
私は、「誠実さ」だと思います。

私は常に自分の治療を「作品」だと思っています。(語弊があるかも知れませんが・・・)
誰に見られても恥ずかしくない、むしろ見てもらいたい様に向き合います。
治療後のデンタルを確認して、うっとりと悦に入る事もシバシバ・・・ナルシスト(笑)??
常に「パーフェクト」・「100%」・「ベスト」・「全力」そんな治療を求めていますし、
「命を掛けられる仕事」だと感じています。勿論、ファミリーの為にも・・・。
自分に」・「患者様に」・「スタッフに」・「仲間に」・「技術に」誠実でいられるか?
自問自答しています。
出来なかった時には、「原因追求」「検証」「対処」「考察」を必ず行っています。

「こんな治療をして自分に恥ずかしくないか?」

せめて、自分に対して言い訳はナシにしましょう。
言い訳の多い人間は大成しません。見る限り、知る限り、ほとんど失敗の人生です。
本来なら「不言実行」がカッコいいのでしょうが、自己顕示欲の強い私はどうしても
    「有言実行
でも、決して言い訳はしません!!

今年、新人のドクターが2名入局してくれました。
私にとっては、どちらも大切な仲間です。
が、残念ながら「姿勢」は両極です・・・既に大きな差が生じ、一方は既に分院長レベルの
実力を身に付けようとしています。もう一方は・・・・。
このままでは将来が危ぶまれます。
早く自分に気付いてくれればと切望します。
牛歩でも構いません。着実な進歩を期待します。

伸びの少ない人間は往々にして「プライド」が高い傾向にあります。
スタッフに「注意・お願い」されただけで激高し、ふて腐れます。
自信過剰で「自分はやれば出来る人間だ、本気を出せば・・・」的な考えを持ちます。
私もスタッフにお小言を頂きます。
そんな時に、「良かった~。気付かなかったよ。ありがとう。」とは思えませんか?
「忠言は耳に逆らえども、行いに利あり」
「下問に恥じず」
そんな格言は、山ほどあります。
もう一度、言わせて下さい。

「プライド」で飯は喰えません!
by keijinkai-top | 2010-09-19 12:10